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スバル純正ワイパデアイサの装着

純正部品流用

FHI: Windshield Deicer Assy

名称 メーカー 品番 必要個数 定価(税別単価)

ワイパデアイサスイッチ

FHI

83001AE020

1

¥1,800

ワイパデアイサタイマASSY

FHI

86564AE000

1

¥2,420

リレー

FHI

82501FC100

1

¥2,000

パンフランジヘッド・タッピングスクリュ

FHI

047105160

1

¥10

フロントウインドグラス

FHI

65009AE010NA

1

¥96,700

フロントウインドグラス(互換部品)

FHI

65009AE172NA

1

¥103,100

使用パーツ一式

構造・作動

 ワイパデアイサは、フロントガラス下端(ワイパー定位置)にプリントされた熱線によって、ワイパー凍結、雪溜りによるワイパーブレードの損傷を防止する装置です。

 ワゴン(BH型)では、ターボ系など上級グレードには標準装備されているのに、セダン(BE型)には設定がありません! でも、パーツリストなどを調べていくと、インパネ周りのハーネスはBE・BHとも共通です。 ならば、必要パーツをソケットに差し込んでフロントガラスをヒーターがプリントされたものにすることができれば機能するのではないか(?)ということで、試してみることにしました。(写真1

 ヒーター機能を活かす目的だけに10万円近くするフロントガラスを交換するのは勿論ナンセンスですが、その難関をクリアする不運?、いやチャンス(!?)がやってきました。 そう、フロントガラス交換です。 高速道を走行中、前車(乗用車)が撒き散らした砂利が当方のフロントガラスを直撃、最初は5mm位だったヒビが、一日経ったら50cm位に成長してしまい(汗)、即刻交換の診断が下されました。 車両保険に入っているので自己負担は¥0(免責ゼロ)、飛び石被害なので等級も据え置きです。 いくらタダといっても、弄れば防水やら軋み音などトラブル要因が必ず付きまとうので、できればガラス交換なんてやりたくないのですが、割れたものはどうしようもありません。 そこで、転んでもタダでは起きない精神で(笑)、ヒーター付のガラスを入れて貰うことを企てました。 当然ヒーター付のほうが無しのガラスより高価なので、差額は払うつもりでいたのですが、気がついたらヒーター付ガラスが手配されていました・・・>多謝!

D.I.Y.

 ガラス交換作業は自分では手に負えないのでプロにお任せです。 自分で作業するのは、電装品の装着、即ちスイッチ、タイマー、リレー、コネクタをソケットに挿し込むだけなので、DIYと呼べるのはパネルの脱着作業の方かもしれません。

 とりあえずガラス交換のためディーラーに入庫する前に、こちらの推測どおり必要なハーネスがきちんと配索されているかの確認作業から始めました。

コネクタ(アシスト側Aピラー内)

 アシスト側のAピラーのトリムを外すと未接続のソケットコネクタ[B177](2極)を確認。 ここでガラス側ハーネスと接続します。(写真2

ON/OFFスイッチ(センターインストルメントパネル)

 ハンドルコラム左側、インパネセンターパネルの2個あるスイッチカバーの部分に使用されていない6極コネクタ2個[i43]と[i44]を確認。 BH標準では右側にデアイサSWがセットされているようですが、視認性を考えて私は左側にセットしました。 因みに黄色のコネクタ[i44]はエアピュリファイアSW用のラインです。(写真3

リレー(ハンドルコラム下)

 ハンドルコラム下のロアパネルを外すと、ベージュ色のヒューズBOXとその下にリレーブロックがあります。 デアイサ用のリレーは、右側から3番目[B191]です。 写真4では既にリレーが挿された状態になっていますが、B4本来は未挿入(空)です。(写真4

タイマー(ドライバ側ロアパネル内)

 外したドライバ側ロアパネルの裏側にタイマー取り付け用の突起がある(写真5)のでここにタイマーをスクリュで固定します。(写真6) 接続先は、コネクタ[B192](4極)で、既に接続されているパワーウインドサーキットブレーカ[B41]のコネクタの根元にテープ止めされているので直ぐに見つかります。(写真4) 因みにロアパネル裏側中央にネジ止めされているベージュ色のものはパワーウインドサーキットブレーカです。

 という訳でBE5C型には装着のお膳立てはすべて揃っていることが確認できました。 あとは、パーツを注文して取り付けるだけです。

Impression

 スイッチONでタイマー・リレーからカチッという動作音が聞こえます。 スイッチONから約15分で自動的にOFFになるようです。 効果が試せるほど寒い地方に行ってないので、とりあえずは装着できた、という満足感だけなのかも・・・ 

写真1: 左からスイッチ、リレー、タイマー

フロントガラス接続はアシスト側Aピラー根元

写真2: ガラスとのハーネス結合はアシスト側Aピラー根元

ON/OFFスイッチ位置

写真3: On/Offスイッチはインパネ矢印の位置へ

リレーを挿入

写真4: リレーブロックにリレーを挿し込む

タイマーはドライバ側ロアパネル内側に設置

写真5: タイマーはドライバ側ロアパネル内側に取付

タイマー装着

写真6: 固定はタッピングスクリュで

Comments

 ワゴン系には標準装備(GT系)なのに、セダン系ではオプション選択すらできない、という奇妙な商品設定をするスバルの真意が理解できないです! でもって、ハーネスはセダン・ワゴン共通で全部配索済み。 セダンは南国仕様って訳じゃあるまいし、もうちょっと気を利かせられないんですかね。 この不合理もBL系になってようやく解消されたようですが、気づくの遅すぎです!

 飛び石被害などでガラス交換をする運命となった場合には、既に半分用意されている機能を生かしてみたら如何でしょう?

[追記]

 今乗っているS401では飛び石事故には遭っていないので機能はしていませんが、D型のセダンでも配索されているのでタイマー、リレー、SWはそのまま移植してあります。 因みに、今まで延べ50万km程度走ってきて飛び石被害に遭ったのは2回です。

最終更新: 2004.12.31.


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